「個性を売り物に!」という風潮、しんどくないですか?

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こんにちは。

以前の記事で、『ブログ飯』という本の一節を抜粋しました。

ブログ飯 個性を収入に変える生き方

染谷 昌利 インプレス 2013-06-21
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by ヨメレバ

この本を読んでいて、「何かおかしくないか?」と感じることがあって、最近それについてずっと考えていたのですが、ようやく記事にまとめられそうなので、今回はそれについて書きますね。

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個性はすぐにお金になるのか?

この本を読んで「おかしい」と感じた一番の原因は、おそらく、「あなたの個性はお金になります」という主張だと思います。

確かに、個性はお金になります。
なぜなら、個性というものの大方(全てではない)は他の人との違いであり、その違いは「売り物」になるから。
「適材適所」という考え方が近いかもしれません。

ですが、「あなたの個性を見つけよう、それはお金になるよ」と言われると、「ちょっと待って!」と言いたくなる。
それはおそらく、「個性は即お金になる」という即物主義に違和感を覚えるため。

個性って何だ?

そもそも、個性って何でしょう?

コトバンクより、大辞林 第三版の解説から抜粋すると、

ある個人を特徴づけている性質・性格。その人固有の特性。パーソナリティー。

が、「個性」の意味とされています。

個性は単純ではない。

あなたは、自分の個性をすぐに述べることができますか?
私は、つっかえながら、しどろもどろになりながらであれば少しずつ言うことができますが、すぐにすらすらと並べ立てることはできません。

それぐらい、個性というものはあいまいです。
多くの方にとってはそうであるはずです。
だって、人間は単純ではなく、個性は複合要因からできているのだから。

人生を何十年と生きてきても、「私の個性はこれ!」とすぐにあげられる方は少ないのではないでしょうか。
でも、それでいいのだと思います。

極論すれば、個性なんて別に考えなくてもいいと思います。
自分が納得しながら生きていれば、個性は自然に生まれるものだし、自ら主張しなくても周りがあなたの個性を見いだしてくれます(たとえ言葉に出さなくても)。

個性はすぐには育たない。

特に、若い方で、「自分には個性がない……」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
でも、心配ご無用。
年を取っていけば、個性は嫌でも芽生えていきます。

年齢を重ねるほどに、さまざまな個人差は広がっていきます。
私自身の経験から言わせていただくと、それは残念なことではなく、むしろ楽しいことです。
「あの人にはこんな良さがある。自分にもこんな良さがある。合わさったらこんな楽しいことができる!」という感じです。

逆に言うと、個性はすぐには育ちません。
人生経験の少ない人ほど、個性が育つのには時間がかかります。
だから、まだ若くて「個性がない」と悩んでいる方は、試行錯誤しながら生きることで個性を育てるしかありません。

ただ、それしかないといっても、自分が何が好きで何が嫌いかを考えたり、こんなことをしてみたいと思い実践してみたりと、自分のしたいことをしてみて生きていれば、個性は育っていきます。
つまり、楽しく生きていてもいいのです。
あえてつらく苦しい道ばかりを選ばなくてもいい。

人生の回り道は損か?

ただし、「回り道は損だから、なるべく最短コースで人生を突き進もう」と考えると、人生もその人自身もつまらなくなります。
これは周りの人を見ていても、自分の経験に照らし合わせても、断言できます。

人生の回り道は損ではありません。
また、人生でつまずいたり休んだりせざるを得ない経験も、損ではありません。
むしろそういった経験は、いろいろなことに気づかせてくれますし、自分に向き合う良い機会になります。
人生を長い目で見ると、つまずいたり休んだりした経験は、温かい滋養を自分自身に与えてくれるのです。

個性をひねり出す苦しさ、生きづらさ。

このような経緯から、先に述べた「個性は即お金になる」という考え方が、何かおかしいと感じられてこないでしょうか?
私自身は、それはおかしいし、息苦しいと感じます。

個性は売り物であり、お金にしなければならないのか?
個性を無理やり見いださなければならないのか?

何か違う。
何かおかしい。

なぜ、そんなに、自分の個性を押し出さないといけないのでしょうか?

まとめ。個性を追い求めなくてもいいのではないか?

まとめると、

  • 個性を追い求めなくても生きていける。
  • 個性は即お金になるかもしれないけれど、あえてそこを目標にしなくてもいい。
  • 即効性や効率性にこだわらなくていい。

というのが私の考えです。

「皆と違うところに価値がある」かもしれませんが、「皆と同じところにも価値がある」のです。
全てを損得や即効性で捉えてしまうと、ものすごく生きづらくなります。本当に。
なので、あえて自分の個性や、それをお金に換える方法について、考えないときがあってもいいのではないでしょうか。

「同じように考えている方がいらっしゃるといいな」
「少しでも、生きやすい方が増えるといいな」
と願いつつ、筆を置きます。
ということで、今回はこのあたりで。

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