スポンサーリンク

【悩み】非定型うつ病はわがまま病……『精神科は今日も、やりたい放題』を読んで。

こんにちは。
昨日のA8フェスティバルには、結局参加できませんでした。
次の機会には参加できたらいいなと思います。

さて、『精神科は今日も、やりたい放題』という本を読んでいます。

この本を読んで、いろいろ思ったり悩んだりすることがあったので、徒然なるままに書いていきますね。
今日はお悩み解決記事というより、私個人の悩みを打ち明けるような内容になると思います。

スポンサーリンク

もともと抱いていた、現在の精神科医療への疑問。

私は以前、このブログとは異なるブログで、「最近、大人の発達障害という診断が精神科医療で流行っているようだけれど、それは何かおかしいのではないか」と疑問を呈する記事を書いたことがあります。
その記事には厳しいコメントをいただき、「まあ、当然だよな」と思いながらも納得できず、しかしそのブログは削除してしまいました。

それから1年以上たちましたが、いまだにその疑問は私の心の中でくすぶっていたようです。
「大人の発達障害のみならず、現在の精神科医療では何でもかんでも病名を付けたがる傾向があるなあ」と心の奥底で感じてきました。

実は私自身、うつ病・非定型うつ病・躁うつ病以外の精神疾患の詳しい病状を知りません。
(その状態で大人の発達障害について疑問を呈する記事を書いたのですから、厳しいコメントをいただいても当然だとは思います)
というのも、現在の精神科医療における病名が多すぎて、何が何だか分からないのです。
病名を聞いたことはあるけれど実態を知らないというものも多いですし、「何それ、初めて聞いた!」という病名もあります。

しかしそんな素人でも、精神科に通い続けて12年。
否応(いやおう)なく精神疾患の前線に立ち続けてきたため、自然と精神疾患の「トレンド」を定点観測することにもなりました。
そしていつの間にか、「こんなに精神疾患が多かったら、誰でも何かの精神疾患を抱えているということにならないか?」と感じている自分がいました。

そんなとき、『精神科は今日も、やりたい放題』と出会ったのです。

スポンサーリンク

精神疾患の本を読んで感じる違和感。

少し話がずれますが、本を読んで「この著者には共感できる」「この著者の言うことはおかしい」と好き嫌いを感じることがすごく多いのですが、皆様はいかがでしょうか。
精神疾患に関する本を読んできて、納得できるときもあれば、何かおかしいと感じるときもありました(どちらかというと納得できないときの方が多かった)。

以前ご紹介した『非定型うつ病 パニック症・社交不安症 (よくわかる最新医学)』は、「分かるんだけどどこか納得できない」。

自己愛性パーソナリティ障害 正しい理解と治療法 (心のお医者さんに聞いてみよう)』は、「自己愛性パーソナリティ障害って……なんでこれが病気なの?」(この本については良くも悪くも他にも思うところがあるので、また別記事に書こうと思います)。

以前、大人の発達障害についての記事を書いたときに読んだリーフレットでは、「これ、『成人期のADHDの自己記入式症状チェックリスト(ASRS-v1.1)』ってあるけれど、このリストに全く印が付かない人っていないのではないか?」。

さまざまな疑問がわいていたわけです。

また、著者自身が経営するクリニックに誘導しようとしているとしか思えない本も多く、読みながらうんざりしているところもありました。
他にも読んだ本はありますが、それはここでは割愛。

いちおう、それぞれの本に購入リンクを張っていますが、特におすすめできるわけでもありません……興味を持たれた場合調べやすいだろうなと思い、リンクを張らせていただいています。

そして現在、『精神科は今日も、やりたい放題』を読んでいます。

スポンサーリンク

厳しいけれど突きつけられる現実。

この本は正直言って毒入りリンゴのようなもので、ものすごく毒を含んでいるなあと感じます。
毒入りだと分かっていながらも買って読んでいる自分がいるのですが……

しかし、その毒が、優しいふりをした甘い毒よりはマシだと感じられるのです。
「この著者もおそらく、自分の経営するクリニックに来てほしいのだろうな」と感じるところはありますが、それでも甘い罠よりはマシ。
それはおそらく、患者さん(顧客)を呼び込むための金儲け第一主義の本とは何か異なって感じられるためだと思います。
(こういう感覚的なところは、まさに私自身の感覚でしかものが言えないのですが……)

何が毒かと言いますと、この著者は、精神疾患の患者さんにも優しくない。
真っ先にぶった切られているのは精神科医療なのですが(この本の趣旨は、精神科医療や処方される薬物に対する内部告発です)、患者さんも滅多斬りされているところがあります。
その一つが、「うつ病はわがまま病」という表現。
以下、抜粋してみますね。

今、うつ病と呼ばれている多くの人が、ただのノイローゼであったり社会ストレスによったりするものでしかなく、また一部分は(人でなしといわれようが医師失格といわれようが)わがまま病である。(中略)
確かにうつ状態は存在するだろう。しかしそれは病気ではなく、時系列や理由を追えばわかるものが大半なのである。

(内海聡著、『精神科は今日も、やりたい放題』127ページより)

この箇所を読んだとき、「これは、私自身が断罪されているな!」と痛烈に感じました。
ただ、「それもそうだろう」と納得する自分もいた。
私自身、私の非定型うつ病はもしかしたら自分のわがままな性格によるもので、もっと言えば「私は病気を患っているのだから、仕事ができなくても約束を守れなくてもしょうがないんだ」と周囲に対して甘えているところがあるのではないかと心の奥底では感じてきたので。

きついことを書いていますが、他の精神疾患の方々が甘えていると断罪したいわけではありません。
あくまでも、自分自身の病気に対しての疑問です。

スポンサーリンク

何を信じればいいのか分からなくなったとき……

また話がずれますが、世の中にはいろいろな本がありますね。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』では、HSPの人に対して、「HSPとして心の声に従って生きればいい」と書かれています(HSPは精神疾患ではありませんが)。
また、うつ病を解説した本では、「これ以上頑張ることはない、無理することはない」と書かれていることも多い。
しかし『精神科は今日も、やりたい放題』では、「うつ病はわがまま病である」と言われています。

いろいろな意見が飛び交う中、さて、何を信じればいいのでしょうか?
私の現在の生き方(非定型うつ病を患っている身として生きている)は果たして認められるのでしょうか。
それとも、甘えることなく、仕事などにも耐えながら生きた方がいいのでしょうか?

現在の結論。否定する人もいるけれど、認めてくれている人もいる。

私自身が混乱し、悩みながら出した一つの結論は、「とりあえず、できることをして生きていこう」でした。
だって、何もかもに失敗して人に迷惑ばかりかけながら生きてきたわけではなく、少しは役に立てていることもあるのだから。
私が今、こうして生きていることがすなわち罪なのではない。

その最たるものが、夫であるトーノ君と出会い、曲がりなりにも穏やかな結婚生活を続けられていること。
トーノ君と出会ったとき、彼とお付き合いを続けて一緒にいたいと願い、行動してきた背後には、私自身の意志がありました。
もちろん私だけが頑張ったわけではなく、トーノ君の大きな愛情やそもそもの運、出会えたご縁や周りの応援などにも大変恵まれたわけですが。
そして今、少なくともトーノ君からは、私の生き方や私の生存自体が認められています。

また、クラウドソーシングで仕事を受注して、少しでもお金をいただけているのは、私自身が1割ぐらいは頑張ってきた成果だと信じています。
納期を守り、少しでも良いものを納品できるように努力しています。
それを、報酬という形で認めていただけているのだと思います。

というわけで、迷惑だけかけながら生きているわけではないと思うのです。
もちろん、体調不良やわがままにより、迷惑もたくさんかけているのですが……
でも、そんな私を(渋々でも)認めてくれている人もいると信じています。

だからおそらく、私が自分を全否定したり、今の生き方を全て変えたりしなくてもいい。
ただ、周りに何か(私のできる範囲でのこと)を還元しながら、できることをして生きていけばいいのだと思います。

スポンサーリンク

トーノ君からの言葉。

最後に。トーノ君とこんな会話をしました。

結局、私がわがままだから働けていないんじゃないかな。

それ(仕事の仕方や社会人としての礼節)は、これから覚えていけばいいじゃない。

今までも、結婚して家事を覚えてきたし、いろいろできるようになってきたでしょ?これからも少しずつ覚えていけばいいんだよ。

彼の言葉から感じたのは、「人にはそれぞれ違う成長の仕方や速度がある」ということでした。
年齢に関わらず、これから覚えていけばいい。
背中を優しく押してもらえた気がしました。

今回の記事は、私自身の個人的な悩みを書きました。
何の参考にもならないかもしれません。
(少なくとも、Google検索的にはウケる記事ではないだろうと思う)
でも、どなたか一人でも、共感してくださる方がいらしたらうれしいですし、読んでくださった方それぞれにいろいろなご意見があるかと思います。
何か思うところがありましたら、もしよろしければコメント等でご意見いただければと思います。

ではでは。
私も悩みつつ生きていきます。
あなたにも、生きてほしいなと願います。

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました