こんにちは(^^)/
前回、こんな記事を書きました。↓

ここで、代々木忠さんの本『生きる哲学としてのセックス』について触れたのですが、読了しましたので感想を。
いやもう、これはぜひとも感想を書かなければと意気込める名著だったのですよ。
止まらない涙。
この本を読みながら、ところどころで涙が止まりませんでした。
というのも、傷ついた女性たちの心の痛みがダイレクトに伝わってきて。
心に傷を負うというのは、ものすごくつらいこと。
そしてそれを乗り越えるのは、とっても大変だけれど、乗り越えられたときの喜びもまた深いです。
「醜い」と言われた小学生時代。
私自身の体験を書くと、小学校高学年のとき、通っていた学習塾の男子から、「醜い」と面と向かって言い放たれました。
醜いって……(呆然)
しかも、誰かを一緒に連れてきていて、「こいつと比べてもひどい」みたいなことを言われまして。
今思い出しても腸が煮えくりかえるわー!!(*`Д´)=○)Д ) ゚ ゚←タイムスリップできたら、その男子を張り飛ばしたいですよ、ほんとに。
自分も一生忘れられない傷を負ったし、その比較された子も気の毒でたまらなくて。
ようやく話せた。涙とともに。
とはいえ、現在は書いていても腹が立つくらいで済むので、だいぶ乗り越えられたと思うのです。
大学生の頃、親友にその話をしたとき、涙が止まらなかったんですよ。
その出来事を誰かに話したのはそのときが初めてでした。
喫茶店で泣きじゃくる私を、彼女は静かに慰めてくれました。
お腹から絞り出すようにしなければ、その話をすることもできなかった。
それぐらい、体の中に澱(おり)が溜まっていたんですね。
そういう澱がどれほど心身に悪影響を及ぼすかは、振り返ってみた現在、ちょっと言葉にできません……
トーノ君と出会い、本当の意味で私自身を受け止めてもらい、この澱はようやく浄化されつつあるように感じています。
そう、まだ完全には浄化されていないんですよ。
ほんまに、G藤め!許さん!
傷を負いながらも、セックスで癒やしていく女性たち。
話が脱線しましたが、これなど比較にならないくらい深い傷を負った女性がいます。
レイプされたり、虐待を受けたり……
そんな彼女たちが、セックスという場において心の傷をどのように表し、そして癒やしていくのか。
それも、この本の読みどころだと思います。
もっと、本能や感情を大事にせよ!
代々木忠(ヨヨチュー)さんの優しさは、『つながる』という本を読んでも深く感じ取ったのですが、この『生きる哲学としてのセックス』でも遺憾なく発揮されています。
セックスだけでなく、生きること全般に、現代の私たちはどう対処していけばよいのか?
すごく納得したのが、「思考ばかりではいけない。本能や感情を大切に」という主張でした。
具体的に書くと、
- 情報を集めすぎない。
- 知識に偏りすぎない。(実際に体験してみる)
といったところでしょうか。
なぜ納得できたのかというと、私自身、ヨガや歌を始めてから、メンタルにもいい影響が出るようになってきたから。
体を動かすというのはすごく重要なのだなあと、ヨガや歌の後の爽快感とともに深く感じ入りました。
そして、「本能=体の欲求に従う」というのも重要です。
この記事↓でも書いたのですが、本能が求めるものを食べていたら意外と栄養が偏らない。

体からの声に耳をかたむけるというのも、楽に生きるためにおすすめです。
まとめ。愛や生き方に悩む全ての人におすすめです。
セックスだけでなく、愛や生き方に悩む男女に、ぜひ読んでいただきたい本です。
少しでも楽に生きられるヒントが、この本の中にたくさんつまっているように感じられました。
ヨヨチューさんの映像作品を一度見てみようかなと、わりとまじめに考えている今日この頃(´ー`)
その際はトーノ君も誘ってみよう(・∀・)ワクワク
ではでは♪(^^)/
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